「吉ー良ー!!」
「...何ですか?」
「うっわ、そんなあからさまに嫌そうな顔するんじゃねぇよ、酒持ってきてくんね?そこの戸棚に入ってっから」
「...何で久しぶりの休暇なのにこの人と全部日程被っててしかも家に呼ばれなきゃ」
「あ?何か言ったか?」
「イエ、何も。」
「だってよ、オメー一人で家居てもする事ねーだろ?部屋の隅でぶつぶつ言ってそう」
「そんな事ありませんよ!!僕だって男の独り暮らしなんですからそれなりにやる事あるんです。はい、コレで良いんですよね?」
「お、ワリィな。 ...まぁ、そんな可哀想な後輩を見捨てられない優しい先輩な訳だ俺は」
「どこが優しい先輩なんですか、こきつかわれてるようにしか思えないんですけど」
「...オメーも言うなァ」
「聞こえてるんなら改心して下さいよ」
「...あ、そういえば」
「シカトですか...何ですか?」
「今日、だよな、あいつらが現世(アッチ)行ったのって」
「あぁ、そうですね...しばらく静かになりますかね、瀞霊廷(ココ)も」
「良いよなぁ、俺も行きたかった」
「...そうですか?」
「あァ。オメーだって行きたかったろ?」
「イエ、僕は...行きたかったんですか?」
「おう。あーあ、俺も乱菊さんみたいに駄々こねたら行けたかなー」
「...気持ち悪いんでやめて下さい」
「ひで!!」
「第一、先輩その刺青じゃ捕まりますよ」
「乱菊さんだってアレで高校生は捕まるだろ」
「帰ってきたら言いつけますよ?」
「...」
「まぁ、日番谷隊長もアレですけどね」
「...オメーも相当怖いもの無しだな」
「だって先輩言わないでしょ?」
「...(俺、こいつだけは敵に回したくない...)」
「で、本音は?」
「は?」
「ホントんトコ。何で現世に行きたいんですか?」
「...乱菊さんの制服姿が見た」
「さーて、僕帰りますねー」
「ちょ、待て吉良!!オメー絶対言う気だろ!!むしろ乱菊さんじゃなくて日番谷隊長に言う気だろ!!」



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受験期間にブログにUPしたモノです。
修乱ってオフィシャルですよね!!修兵さん寂しがってるんだろうなぁ。
吉良は黒ければ良いと思っております。
恋次・イヅルと檜佐木先輩の関係が大好きですv


(初出11/12/05 修正2/26/06)

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